株式会社キーマンの耐震補強の診断をするための 「圧縮強度試験」

derwiki / Pixabay

株式会社キーマンの事業内容は、建築工事の分野で耐震補強の診断と工事、土木工事の分野で建造物の調査と劣化診断、橋梁設計照査、橋梁・耐震補強工事です。
建築工事の耐震診断では鉄筋調査から始まり、コンクリートコア採取、圧縮強度試験、不同沈下調査を行い、そこから復元図面作成を行っています。
複数の方法で耐震性を調査していますが、圧縮強度試験とはどのような調査なのでしょうか。

圧縮強度試験の目的や、方法についてご紹介します。

■圧縮強度試験とは

圧縮強度試験はコンクリートの構造物なら必ず行われる試験で、コンクリートがどれだけの重さに耐えることができるか、強度が設計基準をクリアしているかどうかを調べます。

株式会社キーマンでは現場ですでに打たれているコンクリートを採取し、そのコンクリートを圧縮試験機にかけることで強度を測ることが可能です。コンクリートは圧縮方向の力に強いのですが、引張方向の力には弱いため、鉄筋コンクリート構造では圧縮力を重視して抵抗する設計が施されています。設計基準以下と判断された場合、地震に耐えられないコンクリートと判断されるため、結果から適切な補強工事が必要です。

■圧縮強度試験のやり方

コンクリートからコアを採取する方法はJIS A 1107に基づき、圧縮強度試験の方法はJIS A 1108に基づいて行われています。簡単に説明すると現場から採取したコアを試験体にして、圧縮試験機で試験体が壊れるまで圧縮をかけ、破壊時の強度から換算されています。

・コアの採取
コアドリルを使ってコンクリートから円柱型のコアを採取します。この時、強度が弱いと試験体が損傷するので丁寧な作業が必要です。採取される場所はコンクリートの打ち継ぎ面や型枠際、鉄筋位置を避けて採取します。

・コアの寸法
一般的に直径は粗骨材の最大寸法の3倍以下にならない寸法で、高さと直系の比は1.90~2.10で、1.0以下にならないように採取して加工します。

・圧縮強度
試験体に圧縮力をかけて破壊した時の最大荷重を特定し、試験体の断面積を差し引いて算出します。高さと直径の日が1.90よりも小さい場合は、試験で求められた圧縮強度に補正係数を掛け、直径の2倍の高さの試験体の強度に換算し、補正圧縮強度を求めます。

コンクリートは頑丈な素材ですが、圧縮強度が劣ると丈夫な構造物とはかけ離れてしまいます。見た目だけでは分からないものですが、株式会社キーマンは正しい試験で強度を調べ、補強が必要な場合は結果から適切は補正設計と工事を行ってくれます。

これからも高品質な耐震補強の調査と工事で、コンクリート構造物の品質や安全性の維持に貢献することでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする