株式会社キーマンが耐震診断の基準としている「Is値」とは?

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人々が安心して生活できる環境を作るために、構造物の補修や補強に特化して施工を行なっている株式会社キーマンでは、建築事業において耐震補強工事や建築物改修工事以外にも、耐震補強に関する診断業務も行なっています。耐震補強工事を行う前に、現在の建物がどのような状態で、どれくらいの地震に耐えることができるのか、また大きな地震が発生した時にどのような被害が起こり得るのかを事前に知るためにも、耐震診断は重要です。

株式会社キーマンでは耐震診断に「Is値」という基準を設定しているのですが、このIs値とは一体どういったものなのでしょうか。今回はIs値についてご紹介していきます。

■株式会社キーマンの診断基準「Is値」とは■

Is値(構造耐震指標)は建物の構造で耐震性能を表す指標を示します。
このIs値が高ければ耐震性能もその分高く、逆にIs値が低ければ耐震性能も低くなっているということが言えます。
簡単に言えば耐震性能を表す指標となりますが、具体的に言うと地震に対して建物の強度と靭性も含めて考え、各階ごとにIs値の算出を図ります。

Is値の判断目安は下記をご参考ください。

・Is値0.6以上・・・震度6~7程度の地震が起きた時、倒壊・崩壊の可能性は低い
・Is値0.3以上0.6未満・・・震度6~7程度の地震が起きた時、倒壊・崩壊の可能性がある
・Is値0.3未満・・・震度6~7程度の地震が起きた時、倒壊・崩壊の可能性は高い

このIs値は建物が保有している基本的耐震性能(Eo)、建物の構造や壁の配置などをあらわす指標(Sd)、経年劣化を表す指標(T)を使って算出されるため、建物を総合的に判断しつつ耐震性能を表している指標であるということが分かります。そのためより確かな耐震性能を判断することができるのです。

上記のIs値の判断目安は国土交通省から告示されたものであり、文部科学省でも公立学校施設のIs値はおおむね0.7を超えるように作ることとされているなど、耐震指標の中でも厚い信頼を得ている指標と言えるでしょう。

■Is値が低いと判断されやすい建物構造

Is値が低いと判断されやすい建物構造には、新耐震基準が施行される昭和56年以前に作られた建物や、1階が駐車場やホールになっている建物、吹き抜けがある建物などが挙げられます。また、デザイナーズ物件で建物構造が変わった形をしている場合や耐力壁と呼ばれる地震で横にかかる力を抵抗するために取り付けられた壁が偏って設置されている場合も、Is値が低くなる可能性が高いです。

株式会社キーマンでは信頼のあるIs値を耐震診断の基準として用いています。
そのため耐震診断の結果も信頼の高いものとして活用することができるでしょう。

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